2019.Jan. 22
昨年の話題を掻っ攫っていったバイクと言えば”SPECIALIZED VENGE”。
フレームが優れているのはもはや周知ですが、その性能を支えている大きな支柱はホイール・同メーカーの”ROVAL”シリーズではないでしょうか。
スペシャライズド供給のプロチームBora-hansgrohe、Deceuninck-Quick Step。ウェブや雑誌等各メディアのインプレッション記事。etc… 何れも乗るVENGEの足にはROVAL有り。(勿論TARMACや、ROUBAIXも)
インテグレーション設計なので当然なのですが、VENGEの性能を語るときに不可欠な存在なのは間違いないです。
そもそも、今のVENGEがあるのはROVALホイールがあるからと言っても過言ではありません。
前代の”VENGE ViAS”を開発するにあたってのストーリーが、先に作られたCLX64の完成度が非常に高く、じゃあこの最高のホイールに合う最速のバイクを作ろうといった流れなんです。
SPECIALIZEDがこの最高のホイールを開発することが出来たのは、自社の自転車専用風洞実験施設でる”WIN-TUNNEL”があってこそ。
自社のであること。更に自転車専用であること。が大事なポイントで、これにより精度高く・納得いくまで開発を可能にしてくれています。
そうして生み出されたホイールは他社の追従を許さないほどの空力性能を持ち、ライダーをより高みへと連れていく。
そして単に直線が速い・維持が楽というだけでなく横風の影響もしっかりと考慮をされていて、リム形状の工夫により同ハイトのホイールと比べた際に全く違うレベルの影響の少なさを感じることができます。ここはいちROVALオーナーとして個人的にとても感動したポイント。
そんなROVALですが現在は
空力性能を極限まで追求したCLX64(RIM・DISC:¥315,000-)
64で養った空力の技術を取り入れつつも、脅威の軽さを誇り、抜群のヒルクライム性能を持つCLX32(RIM・DISC:¥275,000-)
その32の軽さと64の空力性能を良いとこ取りした夢のホイールとも言われるオールラウンドのCLX50(RIM・DISC:¥295,000-)
更にはそのCLX50のコストを抑えたバージョンのCL50(RIM・DISC:¥190,000-)
フルカーボンでありながら驚異の価格を実現したC38(DISC:¥130,000-)
と幅広いラインナップ。※価格は全て税抜き。前後セット。
価格グレード問わず何れの製品も先のWIN-TUNNELを通って開発されていて、どのアイテムに対しても妥協を許さないSPECIALIZEDらしさが現れています。
そんな姿勢のSPECIALIZEDがやっぱり好きだな、と感じる今日この頃。
皆様のバイクの足元にも、どうでしょうか。