2012.Dec. 30
今回のメンテナンスネタはカーボンフォークの多くに採用されている
アンカーナットをご紹介いたします。
ハンドルの高さを変更された方でヘッドのベアリングの
玉当りの調整がわからないといった質問を多く頂いております。
↓これです
上から見るとキャップが6mmのアーレンキーが入る玉あたり調整用の穴があります。
この奥に5mmのアンカー固定用のボルトがあります。
(写真では奥の5mmは写っていませんね・・・)
バラすとこのようになっています。↓
(装着するときにはくっつけた状態にした方が高さが出しやすいので、良いと思います)
先に5mmのボルトを締めます、臼になっている部分が広がってフォークを内側から固定します。
↑ これが・・・ こうなります↓
臼になっている部分が広がっています。
そして、玉あたりを調整します。
写真2枚目の6mmのキャップ部分を締めていきます。
キャップになっている部分(黒いパーツ)がねじ込まれて低くなっています。
これで、調整は終了です。
実際作業するときにはこのパーツは見えませんので想像しながらチャレンジをしてください!!
【締め加減に関しては文章の表現で誤解などが無いように記載しておりません。】
もしわからなかったり、自信がない方は是非お任せ下さい。
(ステム調整工賃 : ¥500)
上に飛び出してしまったフォークのコラム部分のカットも承ります。
コラムカット¥1,500 (フロントフォーク単体の場合)
車体の状態からのコラムカットは別途フロントフォークの脱着工賃がかかります。
※他店様でご購入の自転車も作業承ります。お気軽にご相談ください。
※MTB他の自転車でもお任せ下さい!