2012.Nov. 29
自転車乗りが誰しも通る道・・・ パンク修理です。
チューブごと交換するのが、確実で早い修理方法なのですが、、、、、
チューブにパッチを貼る修理を致しましたので、参考にして頂ければ幸いです。
①チューブに空気を入れて穴の開いた場所を探ります。
写真のピンクの目印の中心にごく小さい穴が開いていました。
この後やすりがけをするのですが、小さい穴だとわからなくなってしまいますので、目印をつけます。
(穴のところにしるしを付けると見えなくなってしまいますので、十字の目印にしています。)
②これを使いました、今回使ったのは120番の耐水ペーパーです。
③新しいゴムの表面が出るくらい。チューブの成型の境目の線が出ているところはしっかりと。
この後に張るパッチよりも大きい範囲を処理します。
④ゴムのりを塗ります。
パッチの大きさ以上に塗ります。乾きムラがおきないようになるべく均一に塗ってください。
厚塗りはしなくても大丈夫です。
⑤程よく乾かします。ツヤがあるうちはまだ乾いていません。
この状態で貼ってしまうと剥がれてしまいす・・・
⑥ツヤがなくなるまで乾かします。写真位を目安に
(経験を積んでベストを見つけてください!!)
⑦パッチを貼ります。この時にアルミの台紙を剥がすのですが、パッチの貼る面に触らないように気を付けてください。
そして空気が入ってしまわないように中心から外に向かって貼ります。
目印があると貼る場所がしっかりわかります!穴をパッチの中心になるように狙ってください。
⑧張ったパッチに圧力をかけます。プラスチックハンマーで叩いたり、ローラーで押しつけたりいろいろ方法はあります。
比較的誰もが持っている道具で失敗の少ないのが、ドライバーの柄の後ろ側がちょうどいい面になっていることが多いです。ここでぐりぐりと押し付けます。(中心から外に向かって、こすらずに押し付けるように)
⑨このようになります。この後フィルムを剥がすのですが、ここでも小さなコツがございます。
⑩パッチの端のあたりから写真のようにチューブをつまむとフィルムが剥がれてきます。
(フィルムをつまんで剥がすと、せっかく張ったパッチが剥がれてしまうことがあります。。。)
⑪チューブを思いっきり引っ張ります!! もしパッチが貼りついていなかったら剥がれてしまいます。
このようにパンクの修理をしています。
ツーリングに行かれる際にこの記事を思い出して頂いて修理にチャレンジしてください。
しかし、実際には様々な状況が考えられます。例えば、雨が降ってしまっていてチューブや手が濡れてしまっている場合には、こういった修理はできないことが多いです。スペアチューブに交換すれば確実に素早く自転車をもとの状態に復帰が出来てライディングを再開することが出来ます!! パンク修理キットだけではなく必ずスペアチューブと携帯用の空気入れを一緒にお持ちいただくことをオススメ致します。
パンク修理工賃 : ¥1050~
チューブ交換工賃 : ¥800~
(車種によって作業内容が異なります、最適な状況をご説明いたします。お気軽にご相談くださいませ。)
パンク修理キット : ¥525~
その他の修理や調整などの作業も承っております。お気軽にご相談下さい。