2019.May. 17
2019モデルが発表の際にマウンテンバイカーから注目を集めたEPIC EVO。
SPECIALIZED 本社STAFFが乗るバイクから考案されたのがこのバイク。
XCレーサーEPICは優れたペダリング性能を持ち、Eデフォルトでスペックされるフロントフォークを
フロントタイヤの接地感と操作性の向上を狙い20mmストロークUPの120mmフォークをアッセンブル。
デメリットもありますがシリアスなレーサーではない限りメリットの方が大きいスペック変更です。
より楽しいライディングフィールにメーカー純正チューニングを施されているのがこのEPIC EVOになります。
リアサスペンションと聞いて、重量増やペダリングフィールの悪化などネガティブなイメージも。
そんなイメージを払拭るのが、EPIC最大の特徴でもあるBRAIN2,0。
ショックユニットの取り付け位置から伸びたホースの先に位置するのがBRAIN2,0システム。
このシステムがトレールライドで楽しく舗装路でさえも楽しいフィーリングを演出しています。
単純なロックアウトシステムではなく路面からの衝撃にセンシティブなシステムを内蔵。
オイルの通路は2系統あり、サスペンションの動作をアクティブにコントロール。
ライダーからの入力では反応せず、路面のギャップには反応。
このシステムの介入がライディングに嫌なフィーリングを与えない為、
快適なペダリングフィールと違和感のないサスペンションフィールに仕上がっています。
システムの介入が4段階にアジャストが可能になっており、
まるでハードテールのようなフィーリングから、100mmストロークとは感じさせない
奥行きのあるストローク感までをシチュエーションに合わせて簡単に調整可能。
4段階なので難しいセッティングの知識も必要ありません。
むむむっと、感じた方は先ずこの映像を見るべし!!
最近のXCレースコースがテクニカルになりリアサスペンションの必要性が大きく、
ヒルクライムでのペダリング性能を確保しながらダウンヒルセクションでは有利に働く。
そんなレースシーンで培われた技術が、メインフィールドがレースでは無くても
乗って“ 楽しい ”バイクに仕上がってるんです。
BMXコースでのライディングはカッコいいの一言ですね。
EPICの幅や奥行きを感じるのにはピッタリの映像と思います。
ツーリングや林道ライド、大滝100kmなどのセルフディスカバリーイベントにもピッタリ。
乗り方のスタイルによってステムのレングスをセレクトすれば、1台で幅広い遊び方が出来るハズ。
一台持つならこのEPIC EVO。
とっても魅力的なバイクに仕上がってます。
GROVE宮前平お勧めの1台です。