2020.Mar. 9
2020SPECIALIZEDマウンテンバイクラインナップで、オールラウンダーなキャラクターを持つ29erがこのStumpJumper。
初めてのマウンテンバイクとしてオーダーを頂き先日納車させて頂きました一台です。
2020モデルへのUPデートで特筆すべきポイントはこのDPX2ショック。
しっかりとした奥行きの広いサスペンションフィーリングと3ポジションのコンプレッションレバー。
さらにコンプレッションセッティングが10段階と細かく設定できるのポイント。
フィールドに合わせてより扱いやすいバイクに仕上げていくことが容易です。

この青いレバーが コンプレッションレバー。
OPEN、MEDUIUM、FIRMのレバーは圧縮側のコンプレッションを大きく三段階で調整できる非常に便利な機能。
OPENはリアサスペンションが最大の性能で作動するモード。
MEDUIUMモードはサスペンションの圧縮側を制限し斜度や路面のコンデションにより積極的に使用して欲しいポジション。
そしてFIRMはペダリングが劇的に楽ちんになります。
私はよくFIRMに入れたまま下り始めてしまい、後悔することが多いポジションでもあったりします(笑

ショックユニットについてのご説明が続きますが、私がSPECIALIZEDのマウンテンバイクをお勧めする理由の一つがこの『RXチューン』 とネーミングされたショックユニット。
SPECIALIZEDのリアサスペンションバイクそれぞれに専用のチューニングが施されています。
StumpJumperシーリーズで27.5、29er、STシリーズと3種類を専用チューニングが存在します。
それぞれのサスペンションデザインにベストなチューニングを施してあるからこそリアタイヤの動きが他社のサスペンションとは違い操作性に大きなアドバンテージを生み出します。

このグレードはデフォルトでCARBONリムを装備。
ハブをUPグレードする楽しみも。
そして転がりが良く、どのフィールドでもGRIP感が扱いやすいNEW BUTCHERタイヤの組み合わせ。
もちろん納車の際にはチューブレス化済みになります。

こちらは便利アイテム。もしものチェーントラブルに備えヘッド部分にはSWATシーリーズのEMT TOP CAPをオプション装着。

効果抜群のMudHuggerフェンダーはタイヤに沿うデザインでカッコいい。
フェンダーはマッドコンデションの為だけではなく、ホコリや小石からインナーチューブを保護する役割も大きく装着をお勧めしています。
最後になりましたが、昨今のマウンテンバイクはジャンルが細分化されどのバイクを買えばいいのか、
またサイズは・・・と頭を悩ませる事も多いかと思います。
GROVEではライダーの体格を考えたサイズ選びから、目指すフィールドにマッチしたサスペンションストローク、ジオメトリー等々、様々な角度からバイクについてご説明させて頂きます。
また整備の際はチューブレス化やハンドルバー長の調整等の必要な作業を行い、納車の際はベーシックサスペンションセットUPをレクチャーさせて頂いております。
私は最初の第一歩こそがライダーの上達スピードや楽しさ、怪我の予防に繋がると信じております。
皆様のご来店お待ちしております。