2021.Mar. 28
StumpJumper をよりアグレッシブライドに特化、進化させたのがこのEVOモデル。
170mmストロークを持つENDUROとほど近いジオメトリーを持つことからもその性格が容易に想像できます。
乗り換えると直ぐに感じる高い剛性感。
ボトムブラケット付近の質量は大きく拡大され、見た目からも全くの別物です。
私が抱くEVOらしいイメージのライディングムービー、先ずは見るべし!
毎度、個人的な趣向が強めの映像ですが(笑
タイムやスピードが頂点ではないマウンテンバイクは、各々が憧れるライディングを突き詰めていく情熱が向上心を刺激し、反復して走る事でスキルアップしライディングの楽しさに繋がっていきます。
そこで重要となって来るのがバイク選びではないでしょうか。
ジャンプやドロップオフ、スムースかつハイスピードなバーム、そんなバイクパークライドでアグレッシブライドを理想としたスタイルにピッタリのバイクがこのEVOモデル。
ストロークこそフロント160mm/リア150mmですが、ENDUROに近いジオメトリーと29erホイールは余程のサスペンションに頼らざる得ない荒れたセクション以外は全く物足りなさを感じさせません。
スムース&ハイスピードなら尚更お手の物です。

もちろんトレールライド全般も気持ちの良いフィーリング。
StumpJumper と全く同じように軽快とまではいきませんが、テクニカルフィールドでの頼もしさはEVOモデルに軍配は上るでしょう。
その操作性においてはジオメトリーを6パターンにもセッティングできるSPECIALIZED 史上もっとも調整域の広いシステムを搭載。
さらに様々なフィールドに合わせたハンドリングを演出できます。

ヘッドアングルは偏心のアッパーヘッドセットカップを用いて63から65.5度まで3段階に、スイングアームの連結部でB.Bハイトのアジャストが可能です。
例えるならスタンダードのStumpJumper に近い所からよりアグレッシブライドに適したENDUROに近いところまでと、幅広いフィールドに対応出来るジオメトリー変更が行えることは1台で遊び倒すスタイルのライダーには嬉しい機能。
合わせてWeb上にてライドシーンに応じたジオメトリーのセットアップを提案してくれるので手当たり次第に試す面倒な時間も必要ありません。https://www.specialized.com/jp/ja/stumpjumper-evo-geometry/app
そしてフィールドで頼りになるのがこのストレージ。
冬場のトレールライドではパンクのリペアキットや補給食、ウインドブレーカーと意外な容量で非常に便利です。

まだまだ深~く掘り下げたい貴方はこちらの映像をどうぞ。
EVOの基本的なメカニズムについての解説映像です。
最近のフルサスペンションバイクにおける進化のトレンドを垣間見れます。
パテントの切れたホルストリンク構造は各社が採用しておりますが、SPECIALIZEDがそのノウハウには長けているのではないでしょうか。
ご紹介のこのモデルは入荷とともに人気が集まり、StumpJumper シリーズの中ではいち早くメーカー完売となったこのEXPERTグレード。
残念ながらS3サイズ一台のみのご案内です。
適応身長は160cm後半から180cm迄の間でライドスタイルに合わせてご案内させて頂きます。
バイクパークで想い存分に振り回してライド欲しいEVOグレード。
GROVEお勧めの一台です。
ご不明な点等御座いましたらお気軽にご相談下さいませ。
皆様のご来店をお待ちしております。