2014.Jul. 23
ロードバイク。
新車の状態は実は、ライダーにとって最適とは限りません。
お客様の声で多いのが、ドロップハンドルによる不安感。
姿勢の前傾が不安に感じるようです。
大きくはハンドルとステム、完成車にスペックされているものがお客様の体格に合ってること、実は少ないです。
ステムは5mm刻みに角度、ドロップハンドル幅、奥行き、高さ、形や鋼材と様々です。
もちろん、最初から買い替えのないスペックをご購入頂くのは理想ですが、
実際は車体のコストが大きくなるため、厳しいと思います。
当店、GROVE 宮前平では、ベースグレードのハンドルやステムを揃えています。
車体ご購入の際はお身体の採寸後、ライダーのサイズにあったもを提案させて頂いてます。
もちろん、年齢や柔軟性、過去のスポーツ経験やライディングのコンセプト、バイクサイズまで1サイズではないことも、もちろんあります。
あのお客様はどんな風に乗せよう? ここは10mm短い方がいいかなぁ。。。
コラムのスペーサーの数、カット、フレームサイズ。
STAFFでそんな会話はメカニック冥利につきます。
この工程はお客様のバイクスペックに関係なく10万円でも30万円でも同じです。
また、乗り始めは明日と半年後も違います。
自転車はどこでご購入していただいても物は一緒ですが内容は全く違うものになるんです。
お客様が当店にご来店の際は、お身体の採寸後、
走りたい、走ってみたいフィールドや仲間、楽しいイメージをたくさんお話していただき、参考にして組み上げていきます。
ロードバイクの予算に、ぜひステムとハンドル、バーテープのパーツコストを入れてください。
より一層、お気に入りのバイクに組みあがることでしょう。