2021.Feb. 6
ショートストローク&29erホイール&ショートリーチと楽しそうなワードが揃っているのがキャノンデールのトレイルバイク『 HABIT3 』
ジオメトリーの特徴は66°と寝すぎてないヘッドアングルにチョイと長めの435mmチェーンステーにMサイズとしてはチョイと短めな440mmのリーチ。
因みに同じ130mmストロークのStumpjumperはHighセッティングで65.5ヘットアングルに432mmのチェーンステーでリーチは455mmになります。
上半身に余裕を持たせられ、後輪への加重移動がいかにも行いやすそうなジオメトリーデザイン。
こんなキレッキレの小ワザに溢れたライドできたら良いなとついつい見入ってしまう私の理想形参考ムービー。
まずはこの映像を見るべし!
小さなモーションにギュッとスキルが詰まった動きはカッコイイですね!
スキルだけではなくフィジカルも伴わないとなかなかあの動きは出来ませんが、『先ず、バイクだけでも』と思うのがライダー心ではないでしょうか。
特に自分では出来ない動きは『あのバイクならし易いのか…』と妄想を抱いてしまうものです。
ショートストロークならではのライダーによる入力に対しての反応の良さ、大径ホイールがもたらす高い走破性のメリット。
バイクコントロールとスピードの高いバランスがこのバイクのキャラクターですが、日本のシングルトラックに存在するスイッチバックや急斜面も実は相性抜群です。
長すぎないリーチとストロークがタイトな急斜面&低速時にキャラクターを発揮します。

そして肝心のデティールは非常に奇麗なMantisカラー(カマキリ色⁉)で差し色のORANGEとのバランスも☆

MTBでは珍しい存在ですがRoadでは信頼の『HollowGram』クランク。
組み合わされるチェーンリングはcannndaleオリジナル。
32Tがデフォルトで30Tと34Tが国内でラインナップ。

12SのドライブトレインはSHMANOコンポーネント。
最近ジワジワと勢力を伸ばすMTB界のSHIMANO。
日本で使用するにはスモールパーツの流通等メリットが多いコンポーネントです。

SHIMANOのディスクブレーキ中、一番のブレーキパット面積をもつ4ポットタイプのSLXキャリパー。
サードパーティ製のブレーキパットのバリエーションもメンテナンス性・ランニングコストに優れた全く不安のないアッセンブル。

ハイスピード化と&テクニカルなフィールドで対応すべくフレームが大型化の傾向となる中でスムースなバイクパークではキラリと光る魅力を持つHABIT。
GROVEがお勧めするマウンテンバイクの一台です。