2021.Mar. 27
2月末からUAEツアーを皮切りに3月4月はクラシックレースやグランツールに向けたレースが多い。各チームは昨年の12月や1月に密かに新機材や新ギアの導入を済ませ、ようやくメディアを通してお披露目となる。
今回ご紹介するのはUCIワールドチームのドゥクーニンク・クイックステップとボーラ・ハンスグローエの足元を支えるSPECIALIZED のシューズ「Ares」
スペシャライズド史上もっとも効率性とパワー伝達に優れたパフォーマンスシューズとして開発されたS-Works AresはBody Geometryの研究で得た成果を、世界最高のアスリートたちとのイノベーションと組み合わせ、これまでに開発したどのシューズよりも1%速い、まったく新しいサイクリングシューズとなっています。
S-Works 7 Shoesのトップエンドモデルとしてラインナップしており全ての性能で7 Shoesよりも上をいっていると実際に車体に跨りペダリングしてみると痛切に感じます。
その理由の主としてソックス構造がもたらす上質なフィット感にある。
通常だと足をシューズに収めアッパーをかぶせたのちダイヤルやベルクロを使って調整、装着するのだが「Ares」はシューズそのものに一体化されたアッパーのため、足を入れたことですでに装着した履き心地。このフィーリングはシューズと言うよりギア感が強いのだがネガティブなキツイや固いと言った印象はなくまさにソックス構造がもたらす絶妙な、極上なコンプレッションなのだ。
また、締め付け調整をコントロールするダイヤル位置がよりシューズの中心部に変わったことでまるで手のひらで全体をホールドしてくれているかのような印象を受ける。
効率性とパワー伝達を考えるとフィットさせることが重要なことだと理解できる。
シューズと足をいかにフィットさせることが重要なのだがシューズの形に足が合わない人や履けてもシューズのコンプレッションの感覚が好まないなど人それぞれこの「Ares」に感じる点は異なる。
実際、SPECIALIZED のシューズの供給を受けているドゥクーニンク・クイックステップは今年のエントリーしたレースでは8割の選手が使用。ボーラ・ハンスグローエの選手は約半数の選手が使用とまちまちです。
当店にてある程度のサイズ(ハーフサイズ刻みで)の在庫をしておりますのでまずは履けるのかの判断だけでも構いません。
シューズの履き心地を体験しにご来店して下さい。
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。