2021.Mar. 1
VADOはスポーツバイクビギナーに最適なバイクですが、実際にはどのくらいバッテリーに依存したノンビリライドでバッテリーの航続距離があるのか。
そんな素朴な疑問から、ビギナーライドで先ず挑戦するであろう多摩川サイクリングロードをVADOで羽村の取水堰までライドしてみました!
先ずは簡単に今回のライド条件です。
◇ライダーの体重は72kg
◇ペダリングはビギナーライド想定なので踏み過ぎない。
◇タイヤ空気圧 フロント3.0Bar・リア3.5Bar 快適性を狙ったセットアップに
◇宮前平駅を発着
以上、簡単なルールを設けました。

サドル高を調整し、ペダルはSPDペダルに。
理由はウインターブーツを着用する為。
あくまでもノンビリペダリングの初心者想定モードです。
バイクにはにエクステンダーバッテリーが装着されていますが、完全に放電してしまった際の保険として携行しているので本体とは繋いでおりません。
平地は回し過ぎず、登りはモーターアシストに頼り下り基調は完成に任した走りを心掛けて走ります。

2時間20分程で終点羽村の取水堰に到着。
天気も良く気持ちの良い空気。
気持ちの良いライドです。
おおよその巡航スピードは22km~26kmを行ったり来たり。
モーターアシストはスピードが低下し24kmを切るとアシストが介入しスピードを維持しやすくなります。
多少のギアチェンジは行いますが多摩川サイクリングロードだと一定の負荷でペダリングが出来ます。
これはペダリングに気を取れれることもなく実に快適。
モーターに頼りきった感覚は全くありません。
速度が低下する橋のアンダーパスや歩行者とのスライドの際に行う徐行運転等は全くのストレスフリー。
E-BIKEの車重からくるデメリットは殆ど感じませんでした。
そして気になるバッテリーの消耗具合は・・・

29%と想像していたより少ない印象です。
バイクの重量や38Cというタイヤの太さを感じさせない自然なアシストフィーリングのSPORTモード。
帰路はアシストを活用し、気になるTURBOモード固定でスタートです。

TURBOモードはなかなか力づよく快適です。
とにかく巡航スピードまでの回復が早く、時折強く吹く向かい風もアシストがストレスから解放してくれます。
巡航スピードはほぼ同じでですが、多摩川から宮前平までに存在する生田緑地越えも、クロスバイクのリラックスポジションのままで何の問題なく軽快。
そしてバッテリーの消耗は・・・

宮前平駅到着時のバッテリー残量は26%
バッテリー残量が20%を切ってくるとモーターに送る電力を段階的に減少させていうセーブモードになる為、丁度よく使い切ったといったところでしょうか。
インジケーターは3ラインとなっています。

ビギナー想定ライドの為、普段のロードバイクよりちょっと暖かいウエアーでライドしたので休憩時や再スタートでの嫌な寒さが無くて快適そのもの。
SPDシューズであれば徒歩での散策も快適です。
モーターアシストの存在により運動強度を一定に保ちやすいのがその理由です。
5時間弱のライドでしたが時間の流れに身を委ねつつ、自分自身の気持ちの良いテンポでのペダリング。
運動強度こそ低いものの、もの足りなさは感じないのがこのライドの一つの発見でした。
ライド後のアフターケアとしては60%以上まで充電しておくことをSPECIALIZEDは推薦しております。
ペダルバイクとの違いはその程度です。
次は何処へVADOと出かけようかなぁ。